【衝撃】シワの原因は●●だった!?【医師監修】

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「いつの間にか額(ひたい)に深いシワができてしまってる」
「気づいてから化粧水とかぬってるけど、どうしても良くならない」

この額のシワは、女性が気にするホウレイ線や目もとのたるみなどと並ぶ、女性のお肌の悩みの一つです。
男性はあまり気にしないかもしれませんが、実は女性はそういったシワとっても気にするのです。
老けた印象を与えてしまう「額の深いシワ」は、どうしてできてしまうのでしょうか?
今回は額にシワができる原因とその対策についてお話しします。

 

  1. 額の筋肉の役割
  2. 額のシワの要因
  3. 額のシワを取るには・・・

 

額の筋肉の役割

まず皆さん、額に筋肉があることを存知でしょうか?
実は額には前頭筋という筋肉があります。
この前頭筋は頭にある帽状腱膜という膜に付着しています。
その帽状腱膜は前方からぐるっと頭を覆い、後頭部にある後頭筋という筋肉に付着しています。
つまり額の皮膚は、前頭筋と帽状腱膜を介した後頭筋によって、前から後ろに引っ張られている状態なのです。

また、頭の後ろや首の筋肉は大部分が僧帽筋という大きな筋肉で支えられています。
肩こりでこの僧帽筋などの筋肉が凝り固まった状態では、後頭部の筋肉をしっかりとささえられません。
そして前頭筋や後頭筋により額を引き上げることができなくなりしわができるのです。このように、あまり一般的に知られていませんが、「肩こりは額のシワの原因」のひとつなのです。

額のシワの要因

また額のシワをつくる直接的な要因に、まぶたのたるみもあげられます。
詳しくは眼輪筋という筋肉が関係します。
眼輪筋の筋力が低下すると、まぶたにたるみがおこり視界がせまくなります。
その視界を広げるため、まぶたを自力で開けにくくなった代償として額の力を使ってまぶたを持ち上げようとし、上目づかいになります。
結果的に額に常にシワが寄っている状態になり、それが皮膚に刻まれてしまうのです。
このように、額のシワは「眼輪筋を使って目を開けられない」というまぶたのたるみが原因の場合もあります。
眉を大きく動かしたり、上目づかいをしたり、目を細めたりする癖がある方は、今のところ額にシワがなくても、将来額にシワができてしまう可能性がありますので注意が必要です。

ここまでお伝えした通り、首や肩の筋肉の凝り、眼輪筋の筋力低下が額にシワができてしまう原因です。
この首・肩の筋肉の凝りや眼輪筋の筋力低下の要因は、加齢だけではなく、パソコンやスマートフォンの影響が多いといわれております。
最近はパソコン、スマホをいじるときに、長時間うつむき加減で画面に集中していることが多いです。
このような姿勢・動作は、目は一点を見たまま動かすことがないため、眼輪筋の筋力が衰えやすく、いつの間にか目を持ちあげる力がなくなってしまいます。
とくにスマートフォンは、長時間画面に視線を下げたまままぶたを垂らした状態になるので、パソコンよりもまぶたのたるみを引き起こしやすいと考えられています。
スマホ中毒かも…?と思った皆さん、額のシワを予防するためにも、スマホの使い過ぎには気を付けましょうね!

額のシワを取るには・・・

では、一度たるんでしまった額のシワを取るためにはどうすればいいでしょう?
答えは簡単で、衰えてしまった眼輪筋を鍛え、凝り固まった後頭筋をほぐしてあげるとよいのです。
ここからは眼輪筋の鍛え方、後頭筋のほぐし方についてお話ししたいと思います。

まずは眼輪筋を鍛えてまぶたの筋力を取り戻しましょう。
眼輪筋の鍛え方は

  1. おでこを手で押さえ、しわができない様にしっかりと抑える
  2. おでこを固定してしわができないようにした状態から 10秒間大きく目を開ける
  3. 一度目を閉じてまぶたをリラックスさせてから、再度 10秒間大きく目を開ける
  4. この開いて閉じるという動作を合計10~20回繰り返す

この1−4を毎日継続してみてください。
トレーニングを続けているうちに目がしっかり開くようになり、額にシワを寄せずに目が開けられるようになってきます。

次に後頭筋のほぐし方についてお話しします。

机に肘をついて頭の後ろを抱え込むように手を持っていき、ゆっくりと頭の後ろの首のつけねあたりをほぐす

後頭筋をほぐしたあと、頭の頭頂部から少し後ろのところに両手を組んでのせる。

手の重みで頭を前に倒し、首から後頭部にかけたストレッチを行う。
これら2つの運動・ストレッチをデスクワークの合間や入浴時に行うとより効果的です。
どちらもすぐに効果が出るわけではありませんが、継続することで徐々に効果が現れてきます。
自分のペースで続けて行うようにしましょう。

【参考文献】

1, The severity of wrinkling at the forehead is related to the degree of ptosis of the upper eyelid Aging-like physiological changes in the skin of Japanese obese diabetic patients
2, Appearance and Internal Aging

【監修医師】

1, Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji

2, 小山翔平: 整形外科専門医