医師が教える最強の風邪、インフル対策法 実は〇〇が効果絶大!?

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今回の記事では、正しい風邪・インフルエンザ予防対策をご紹介します。

テーマは大きく分けて2つ。

まず一つ目は「体内へのウイルス侵入を防ぐこと」、二つ目は「体内環境を整える事」

この2点について最新の医学論文を用いてお話ししていきます。

 

このブログでは最新の医学論文を用いてみなさんに正しい医学知識をお届けします。

ブックマークをしていただければ、医師が持っている最新の正しい医学知識を勉強することができます。

 

  1. 「かぜ」とは?
  2. 「インフルエンザ」とは?
  3. 感染症対策
    1. ウイルス侵入を防ぐ
    2. 体内環境を整える
      1. プロバイオティクスの摂取
      2. ビタミンDの摂取
  4. 最後に

 

「かぜ」とは?

みなさんも、おそらく一度は「かぜ」という症状を体験されたことがあると思います。

正しくは「かぜ症候群」といいますが、大人から子供まで誰でも発症してしまう病気で、安静にしていれば自然治癒する病気だというのは皆さんもご存知ですね。

症状としては

 

  • 鼻水、鼻づまり
  • せき
  • のどの腫れ・痛み
  • 発熱

 

などがあり、学校や会社を休まなければならないほどに悪化することもあります。

場合によっては重症化することもあり、

 

  • 副鼻腔炎
  • 中耳炎
  • 肺炎
  • 気管支喘息

 

といった病気を発症することにもつながります。

ですから「かぜは危険性の低い病気」とは絶対に考えてはいけません。

「インフルエンザ」とは?

また、かぜよりさらにやっかいなのが「インフルエンザ」です。

インフルエンザは風邪より症状が重く、38度以上の高熱を出し、場合によっては呼吸器疾患を伴う危険な状態になる可能性があります。

さらに、周りの人への感染力も強いという特徴があるため、毎年のように学校や会社などでの集団感染が繰り返されています。

ですのでかぜ対策を何もせずに過ごすということは、本当に危険です!!

特に今年はインフルエンザに加え、さらに感染力の強い新型コロナウイルスの感染が爆発的に広まっています。

こういった脅威から自分の体を守るためにもこの記事で紹介する風邪対策を是非行うようにしてください。

感染症対策(新型コロナウイルス、インフルエンザ、風邪)

ウイルス侵入を防ぐ

まず一つ目の対策は「ウイルス侵入を防ぐ」ことです。

体内へのウイルス侵入を防ぐ手段として特に有効なものは

 

  • 手洗い
  • マスク着用

 

の2つが挙げられています。

 

※手洗いとマスク着用の感染予防の有効性に関しては,SARS流行時のデータからも示されていますので、非常に重要な感染予防対策になります。

 

  • 1日10回以上の手洗い
  • マスク着用

 

この2つが基本になりますが、更にこれに加えて病院などの感染者の多いところでは体へのウイルスの付着を防ぐ手段も有効です。

具体的には

 

  • 手袋着用
  • ガウン着用

 

となります。

これらすべてを実施することで、予防効果が高まると複数の論文で報告されています。

とはいえこれらの知識については学校やテレビなどで何度も聞かされているので、患者様の中には風邪の症状ではあるものの

 

 

「私は加湿器を使っていましたから乾燥が原因の風邪じゃないんです!」

「一日中マスクをつけてたから、ただの風邪じゃないはずです!」

 

 

と思っている方もいらっしゃいます。

「部屋を加湿すること」、そして「マスクをつけること」、これ自体は感染予防としては大正解です。

でもそんな対策をしても風邪やインフルエンザにかかってしまうということはよくあります。

ではどうすればいいのか。

それは、あたりまえのことですが、

「ウイルス感染しにくい環境にする」ということになります。

体内環境を整える

それが二つ目、「体内環境を整える」ということです。

具体的には次の対策が提唱されています。

プロバイオティクスの摂取

プロバイオティクスは人体によい影響を与える微生物で、さまざまな感染症やアレルギー疾患への効果も研究されています。

プロバイオティクスの代表としては乳酸菌などで、腸管内の環境を整えることで体内の免疫を強化して、侵入してきたウイルス対する抵抗力を増やす働きがあります。

そのほかにもラクトバチルス・カゼイ菌(いわゆるヤクルト菌)などがあり、現在も研究が進められている最中ですが、これらにもかぜへの予防効果があるのではないかという論文が発表されています。

    ビタミンDの摂取

    ビタミンDはウイルスや細菌の増殖を抑制する動きに関係していると考えられていて、

    「予防効果がある」という研究者と「予防効果はない」という研究者で、未だに結論が出ていない状況です。

    しかしながら、ビタミンDを摂取することでかぜの予防につながったという実験データは存在しているため、今現在も研究が続けられています。

    ちなみにビタミンD が豊富な食品の一例をあげると、

     

    • しらす干し
    • いわし
    • いくら

     

    などがあります。

    以上が「体内環境を整える」という対策です。

    最後に

    具体的な対策としてまず大事なのは、かぜやインフルエンザはウイルスの感染によるものだということを理解することです。

    みなさんも、過去に風邪をひいたときに「原因はあれだな」と断定するのは難しいと思います。

    その原因は「ウイルスの感染」ということは間違いないのですが、そのウイルスが「いつ、どこから、だれから」侵入してきたのかを特定することは非常に困難です。

    ウイルスが侵入してくる部位としては粘膜がほとんどで、とくに喉や鼻といった粘膜部分が乾燥することでウイルスが体内に侵入しやすくなってしまいます。

     

    今回お伝えした予防対策のなかには、今日からすぐにでも実施できるものがいくつもあります。

    新型コロナウイルスを含めたウイルスの感染を防ぐという意味でも、感染予防対策を習慣化する絶好の機会です。

     

    • 手洗い
    • マスク着用
    • 手袋着用
    • ガウン着用
    • プロバイオティクス(ヨーグルト、ヤクルト)摂取
    • ビタミンD(魚)の摂取

     

    など、可能であればすべて取り入れてこの冬を乗り切りましょう!

    【監修医師】

    1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
    2. 小山翔平: 整形外科専門医