バナナを食べるとよく眠れて顔のむくみも取れる!?

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バナナは栄養満点!

 

とはよく言われますが、実際どんな栄養素を含んでいるかご存知ですか?

例えば糖質についても見るだけでも、バナナの糖質体内への吸収がゆるやか腹持ちがとてもよいのが特徴で、糖質制限をする方にも安心して食べて頂けるのです。

このように今回は

 

  • バナナに含まれる栄養成分やカロリー
  • バナナを食べることで期待できる健康効果
  • バナナを食べるおすすめのタイミング

 

について解説していきたいと思います!

ぜひ参考にしてみてください。

 

  1. バナナのエネルギー
  2. バナナの栄養素
  3. バナナの効能
    1. エネルギー源
    2. 熱中症・夏バテ対策
    3. 睡眠を促す
    4. むくみ改善
  4. バナナの過剰摂取には要注意
  5. いつ食べると効果的?
  6. バナナの食べごろは?
  7. まとめ

 

バナナのエネルギー

ではまず、バナナ一本あたりのカロリーはどれくらいかご存じでしょうか?

正解は 86kcalほどです。

バナナは栄養豊富甘みも強いため高カロリーだと思われることも多いですが、ごはんやパンなどと比べると意外と低カロリーなのですね。

86kcal というカロリーは、ご飯だとお茶椀半分6枚切りの食パンだと 1/2枚と同じくらいのカロリーです。

このように栄養バランスに優れたバナナは案外低カロリーなんです。

また果物の糖質はエネルギーに変わりやすく、糖質の吸収が緩やかなので主食代わりにという方が多いのも納得ですね。

バナナの栄養素

次にバナナにはどんな栄養が含まれているかご存じでしょうか?

日本バナナ輸入組合の「バナナ・果物消費動向調査(くだものしょうひどうこうちょうさ)」にて、16~70歳以上1,442名に調査を行ったところ、バナナに含まれている栄養素よく知られているトップ3は、

 

  • 「糖質」(41.3%)
  • 「食物繊維」(38.0%)
  • 「カリウム」(33%)

 

でした。

知名度が10%未満ながら、

 

  • 「ビタミン」
  • 「ポリフェノール」
  • 「セロトニン」

 

などの栄養素も知られております。

実際にバナナにはこれらの豊富な栄養素がふくまれていることから、バナナは果物の中でも非常に栄養性の高い食べ物として認知されているのです。

バナナの効能

エネルギー源

そんな栄養素が豊富なバナナを食べるとどんな効能があると思いますか?

簡単に申し上げれば、身体の大切なエネルギー源になります。

バナナの糖質には、ブドウ糖果糖(かとう)、ショ糖などいろいろな種類の糖質が含まれております。

 

その中のブドウ糖すぐに脳のエネルギー源となります。

疲れている時や朝にブドウ糖を摂ると頭がすっきりとするのはこのことからです。

 

果糖はバナナの糖質の中でもっとも多く含まれていて、血糖を上げにくく緩やかに体内に吸収される性質があります。

果糖を多く含むバナナが太りにくいカラダを作ると言われるのはこのことからです。

熱中症・夏バテ対策

そして、バナナのもう一つの効果として熱中症や夏バテ対策にも効果的であることが知られています。

バナナには主要ミネラルのひとつであるカリウムが多く含まれていて、これが熱中症や夏バテ予防に効果的です。

カリウムは調理によって失われやすいという特徴がありますが、バナナは生で食べられるため、カリウムを損なうことなく効率的に摂取することができます。

睡眠を促す

また、意外な効果として“睡眠を促す作用”があります

バナナには脳内物質の一つである「セロトニン」含まれていて、セロトニンは夜の睡眠を促すのに効果的と言えます。

先ほどお出しした調査結果によると、バナナの効能・効果として、「セロトニンの作用により精神を落ち着かせてくれる」ということを知っている人は5.8%とかなり少数だったようですが、この“効能・効果を知ったことでバナナを食べたいと思うようになったか?”という質問には、約4割の人が「今まで以上に食べたいと思う」と回答していました。

睡眠精神安定な状態にもたらしてくれる効果に期待したいですね。

むくみ改善

最後に女性の皆さんには特にうれしい効能をご紹介します。

それは“むくみの防止”です。

 

塩分の摂りすぎで起こるむくみには、バナナなどのカリウムを豊富に含む食品がおすすめです。

そもそもむくみが起きる背景には腎臓の機能低下などが隠れている場合もありますので一概に簡単なことは言えないのですが、“食事によるむくみ”という要因だけを考えると、塩分つまりナトリウム過剰摂取があげられます。

外食加工食品腐敗防止旨味アップのために、どうしても塩分が濃くなりがちです。

 

この動画の監修をしている1人の整形外科の医者は、週末になると夜な夜なラーメン〇郎に出かけてはスープまで堪能しております。

そして次の日には、2倍ほどにはれ上がった顔のむくみで目が開かず、いつまでたっても眠気が取れないというつらい状況を繰り返しています。


話しを戻しますが、現代女性1日の摂取エネルギー終戦直後以下で、ほとんどの栄養素がマイナス状態なのですが、塩分だけは例外です。

健康に気を使ってダイエットしている女性でも塩分の量は基準値を超えているのです。

 

そんな塩分対策に有効なのは、体内の過剰な塩分を体外に排出するという働きを持つカリウムをとることです。

ある調査によると働く女性カリウムの不足率全体の51%といわれており、2人に1人カリウム不足に陥っているというデータもあります。

原因として考えられているのは、カリウムを豊富に含む海藻・野菜・果物の摂取不足と考えられています。

これを補うために、食事のメニューでは塩分をチェックして可能な限り塩分を回避しつつ、バナナを意識的に摂取してむくみを防止していきましょう。

過剰摂取には要注意

ただし、これはむずかしいところでもありますが、バナナの過剰摂取もよくありません。

日本人で報告されている患者様の中には、なんと1日バナナ20本2年間食べつつけ、気づかない間に高カリウム血症高ドパミン血症に陥っていたのです。

高カリウム血症になると死の危険を伴うような不整脈を引き起こすことがあり、命に関わることがあります。

ここまでの状況になることはほとんどないと思われますが、皆さんも食べすぎには注意してください。

いつ食べると効果的?

このように素晴らしい効果がたっぷりのバナナですが、いつ食べるとより健康に効果的なのでしょう?

答えは朝食です。

 

人は朝、太陽の光を浴びることでセロトニンというホルモンが分泌されます。

そのセロトニンが日中にメラトニンに変換され、メラトニンの働きで夜眠る時に深い眠りに誘ってくれるのです。

このセロトニンはトリプトファンから作られますが、トリプトファンは体内では生成できないので食べ物で補う必要があります。

 

そこでバナナです。

バナナにはトリプトファンが含まれていますので

 

バナナ→トリプトファン→セロトニン→メラトニン

 

と変換され、睡眠のリズムを整えてくれるのです。

そのサイクルの中で、トリプトファンが睡眠ホルモンであるメラトニンに合成されるまでには時間がかかるため、バナナは朝食べるのが有効であると言われています。

 

また食事の合間に食べるのも効果的です。

栄養価の高いバナナは、忙しくてランチが遅くなってしまうような日のエネルギー補給にもオススメです。

朝食後15時まで何も食べないと、エネルギーは完全に底をつくといわれております。

ランチが遅くなりそうなことがわかっている日は、バナナ野菜ジュースなどの軽食を用意して昼くらいにつまんでおくとエネルギーを保つことができます。

バナナの食べごろは?

最後に、人間の時間帯ではなく、バナナの時期についてのお話ですが、バナナが熟してから食べるとより効果的です。

日本バナナ組合によると、バナナの皮黒い斑点ができる「シュガースポット」が出ているとバナナが熟して甘くなっている証拠で、このシュガースポットが出ているバナナほど免疫力を高める効果が高いと言われています。

 

ちなみに、バナナは新聞紙などで包んで冷蔵庫に保存すると長持ちします。

本来バナナの保存は15~20℃くらいの常温風通しの良いところが適しているのですが、夏の暑い時期などはこうして新聞紙で包んで冷蔵庫で保存するのが最適だそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は身近なバナナについて意外と知られていなかった内容をお伝えしました。

糖質カリウムだけではなく、睡眠に関係するセロトニントリプトファンまで含まれていたこと、皆さんご存じでしたか?

この記事を参考に、バナナを食べて、より健康で、よりよい体と睡眠リズムを作っていきましょう。

 

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【参考文献】

  1. バナナ・果物消費動向調査:https://www.banana.co.jp/database/trend-survey/
  2. 「Will Conscious Marunouchi「まるのうち保健室」調査」Copyright© 2015 三菱地所株式会社・一般社団法人ラフデリAll Rights Reserved.
  3. Tazoe, Mami, Masaaki Narita, Ryoichi Sakuta, Toshiro Nagai, and Naoko Narita. "Hyperkalemia and hyperdopaminemia induced by an obsessive eating of banana in an anorexia nervosa adolescent." Brain and Development 29, no. 6 (2007): 369-372.

【監修医師】

  1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
  2. 小山翔平: 整形外科専門医