【受験生必須】本当に効果がある暗記方法とは?【効果絶大です】

Medivery


こんにちは!

メディバリー大学病院です!

今回は効果のある記憶法に関してお話しします。

学生時代の受験や、社会人になっての各種資格試験などで、必須の暗記。勉強をしているのになかなか覚えられない人は多いかと思います。

でも、ある事を意識するだけで、飛躍的に暗記のレベルが上がるかもしれません。

今日は、現役医師監修で、実際に科学的に効果がある暗記法をご紹介します。

 

  1. リトライバル暗記法とは
  2. リトライバル暗記法の実験
  3. リトライバル暗記法の実践方法
  4. まとめ

 

リトライバル暗記法とは

それでは効果のある暗記法となんなのでしょうか、それは「リトライバル暗記法」と呼ばれる暗記法です。

これは2008年の科学雑誌「サイエンス」に投稿された科学的根拠のある暗記法です。

“リトライバル”とは「失ったもの物を取り戻す」という意味を持ちます。

つまりリトライバル暗記法とは「忘れたものを思い出す」というアウトプットを最も重視するやり方です。

一般的に「暗記」というと、長い間、単語帳や参考書を何度も読んだり、参考書に線を引いたり、同じ単語を何回も書いたりすることが大事だと思われてきました。

ところが最近の研究では、これらのインプット作業だけでは暗記に効果がないということが分かったのです。

大前提として、ヒトの脳は基本的に「忘れる」ように出来ています。覚えていられるものは、脳が「大事ですよ」と判断したもの=「生きていくのに不可欠」と判断したものなのです。

なので、本来生きるのに必要のない英単語や数学の公式を覚えるためには、脳を騙さないといけません。脳を騙して「これは大事!」と判断してもらわないといけないのです。

その騙すのに必要なのが「反復=復習」なのです。

では効率よく脳を「騙す」にはどうすればいいでしょうか?

それには脳が「繰り返し使った知識=大事!」と思い込ませるのです。

リトライバル暗記法の実験

論文に掲載されている実験をお伝えします。

スワヒリ語(アフリカ東岸部の言語)の単語を40個覚えてもらってテストをしました。当然、知らない単語を40個も一気に覚えられないので、「暗記し直す→再テストをする」を満点が取れるまで繰り返す事をしています。

その際、暗記方法・テスト方法で被験者を4パターンに分けました。

 

  • グループ1: 40個全てを覚え直し、40個全てをテスト
  • グループ2: 間違えた単語のみを覚え直し、40個全てをテスト
  • グループ3: 40個全てを覚え直し、間違えた単語のみをテスト
  • グループ4: 間違えた単語のみを覚え直し、間違えた単語のみをテスト

 

まず、満点を取れるまでの回数はどれが一番少ないか。

これは意外とどのグループも差がありません。

「それなら、一番手間が掛からない効率がいいのはグループ4だ!」と思いきや、1週間後に再テストをすると、正答率はグループ1,2が80%を超えていたのに対して、グループ3,4は40%を切るのです。

ここで"1,2"と"3,4"の違いは、テストによってアウトプットをしているかどうかです。

脳は「繰り返し思い出した知識=大事な知識」と判断します。

すぐ覚えられた単語も繰り返しテストすることで、脳が大事と判断して、長期的な記憶になったのです。

これを普段の勉強に取り入れると、教科書や単語帳を眺めている(=インプットする)だけではダメで、声に出したり、書いたり、実際に問題を解いたり、その知識を使う(=アウトプットする)ことをしないと脳を騙せないということになります。

「繰り返しインプットする」だけでは効率が良くないのです。

リトライバル暗記法の実践方法

では具体的にどのようなやり方で勉強をしていけばいいのでしょうか?

50個の英単語とその和訳を覚える勉強を例にお話しします。

重要なことは、必ず全項目を1つ1つ思い出すということです。

すなわち、正しく思い出せたものを除外していくようなやり方はせず、全部に関して真面目に思い出してください。

 

  1. まずは30~50個の単語をインプットする。
  2. 次の日に上から順に意味を隠して思い出していく。

 

これを1日に計6回繰り返します。1回にかける時間は5分程度でOKです。

 

  • 3日後に答えを隠して単語の意味を思い出していく

 

これは1回だけでOKです。これも50個全てをひとつずつ思い出していきます。

 

  • 1週間後に暗記テストとして最初から単語を隠して一つづつ意味を思い出していく。

 

これはあくまで一例であり、皆さんがやりやすいような反復練習を取り入れてください。

大事なことは、「覚えていたものでも繰り返してテストを行う」というところです。

まとめ

今回は暗記方法についてご紹介しました。

もし何か質問や疑問、これについて教えて欲しいなどがありましたら、コメント欄にコメントをお寄せください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

【監修医師】

  1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
  2. 小山翔平 (Shohei Oyama): 整形外科専門医, おやま整形外科クリニック院長 《Web》https://oyama-seikei.gassankai.com/