99%の医者が救急車を呼ぶ状況を年代別に解説【子供、成人、高齢者】

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簡単な怪我から重篤な病気までありとあらゆる病気を適切な医療機関へ搬送するのが救急車の役割です。「こんな怪我や病気で本当に救急車を呼んでもいいのかな」と思ってしまう人は意外と多いはずです。大きな病気であればすぐに救急車を呼ぶ必要がありますが、軽微な怪我などの場合は救急車を呼ぶほどではないことも言われています。そこで今回は救急車を適切に呼ぶためのヒントをお伝えします。

こんにちは、メディバリー大学病院です。
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  1. どんな時に救急車を呼べばいい??
    • 【子どもの場合】
    • 【大人の場合】
    • 【高齢者の場合】
  2. 119番通報をしたらどうすればいい?
  3. それでも救急車を呼ぶか迷った時
    • 1:救急安心センター事業(#7119)
    • 2:ウェブやスマートフォンで簡単検索「Q助」
  4. まとめ

 

      どんな時に救急車を呼べばいい??

      救急車を急いで呼ばなければいけない時ってどんな時でしょうか。
      これは一人一人の判断基準がまちまちになっていて、人によっては病気ですらないのに救急車を呼んでしまったり、あるいはすぐにでも呼ばなければいけない状態なのに我慢してしまったりする、といったことが今でも起こっています実は、救急車を呼んだ方がいい症状については、消防庁が救急車利用の案内を作っていて子供、大人、高齢者の3パターンに分かれています緊急度の高い症状を紹介しますので、このような症状があった場合は迷わずに「119」番通報して救急車を要請してください。

      【子どもの場合】

      15歳以下のお子さんの場合は、顔にこの症状、胸にこの症状、手足にこの症状、頭にこの症状、お腹にこの症状がそれぞれある場合、緊急度が高いです。また、その他にこんな症状がある場合にもすぐに救急車を呼ぶ必要があります。


      【大人の場合】

      大人の場合は、顔にこの症状、手足にこの症状、頭にこの症状、胸や背中にこの症状、お腹にこの症状がそれぞれある場合、緊急度が高いです。また、その他にこんな症状がある場合にもすぐに救急車を呼ぶ必要があります。


      【高齢者の場合】

      大人の場合は、顔にこの症状、手足にこの症状、頭にこの症状、胸や背中にこの症状、お腹にこの症状がそれぞれある場合、緊急度が高いです。また、その他にこんな症状がある場合にもすぐに救急車を呼ぶ必要があります。


      119番通報をしたらどうすればいい?

      電話で「119番」にコールすると、すぐにコールセンターに繋がり、「救急ですか、消防ですか」という質問から始まります
      今回は救急車を呼ぶ場合についてお伝えしてますので、「救急です」と答えるところからスタートです。基本的にコールセンターの方が的確な質問をしてくれますので、心を落ち着けて、状況や救急車を必要としている人の状態、住所など、聞かれた質問に答えるようにしましょう特に一刻を争う状況では、必要な情報を簡潔に伝えることが大切です
      「119」番に電話をしたら、明確に「救急車が必要」と強く伝えてください。その次に、救急車が来てほしい場所(住所)を伝えてください。住所が分からない時は、近くの大きな建物、交差点など目印になるものを伝えてください。救急車は、住所が分かった時点で出動します。あとは落ち着いて、救急車が必要な人の症状や、年齢、性別などを伝えてください。
      また、通報の内容から救急車の到着前に応急手当の必要があると判断したときは、通話で適切な応急手当の方法を教えてもらいます。それに従って可能なかぎり実施してください。

      それでも救急車を呼ぶか迷った時

      お伝えしたように救急車を呼んだ方がいい状況はある程度は消防庁がわかりやすく教えてくれていますが、それでも実際の状況に遭遇するとなかなか判断がつかなかったりします。そんな時はどうすればいいのでしょうか?
      実は電話やインターネットで簡単に相談できる仕組みが備わってます

      1:救急安心センター事業(#7119)

      救急安心センター事業(#7119)は、電話をかけると診察が可能な医療機関の電話番号を教えてくれるほか、医師や看護師などの相談員が、相談内容により自分で病院にいくべきか、救急車を要請すべきかなどの医療相談を行う窓口です。併せて症状に応じた応急手当のやり方をアドバイスしたり、緊急性が高いと相談員が判断した場合は消防署に電話を転送するなどして、救急車の要請を支援したりしてくれます
      しかしながら日本全国に普及はしておらず、令和2年10月1日時点では全国で17地域、人口カバー率が46.0%に留まっていることもあって、全国的に認知されているわけではありません。お住まいの地域で#7119体制がある場合には、ぜひ積極的に利用していただき、利用実績を増やすことで全国へ普及するよう協力していただけると医療従事者としてありがたいです。

      2:ウェブやスマートフォンで簡単検索「Q助」

      また、電話するほど逼迫(ひっぱく)してはいないものの、突然の病気や怪我が発生した際、症状の緊急度を素早く判断するために消防庁が提供している便利な検索プラットフォーム・スマホアプリがあります。傷病者(病気や怪我を負っている人)が当てはまる症状を画面上で入力していくと、緊急度の目安がわかり、その人に必要な対応を教えてくれます。さらに緊急度が高いと判定された場合でアプリを使っている場合は、そのまますぐに119番に電話できます。
      また、緊急度が高くない場合は、受診できる医療機関や移動手段などの交通情報がアプリから検索できるようになっていますので、どの病院を受診すればいいかも一目でわかるようになっている優れものですいざ私たちが傷病者を目の前にして、100%完璧な対応ができるとは限らず、時には医療従事者でも判断に迷うことがあります。もしもの時に適切な対応ができるよう、ぜひQ助を活用してみてください。

      まとめ

      いかがでしたでしょうか。今回は今すぐ救急車を呼んだ方がいい症状と、実際に救急車を呼んだ時の対処法、そして判断が迷うときの対処の仕方をお伝えしました。
      救急車を呼ばなければいけない場面はある日突然現れます。その場で的確な判断を迫られることもあり、なるべく色々な人の助けが必要になります。そんな時のためにこの記事が参考になれば幸いです。

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      【参考文献】

      どんな場合に、どう呼べばいいの?もしものときの救急車の利用法https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201609/1.html
      #7119の対応地域https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/appropriate007.html

      【監修医師】

      1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
      2. 小山翔平 (Shohei Oyama): 整形外科専門医, おやま整形外科クリニック院長 《Web》https://oyama-seikei.gassankai.com/

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