下っ腹の脂肪を効果的に落としていく生活習慣

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今回は、皆さんが気にする下っ腹の脂肪、どうにかしておちないものでしょうか。

今回はそんな下っ腹の脂肪について

 

  • 下っ腹の脂肪がつく原因
  • 最も効果的に下っ腹の脂肪を削ぎ落とす方法

 

について科学論文を使って解説していきます。

 

  1. 下っ腹の脂肪がつく原因って
  2. 下っ腹の脂肪が落ちない1番の原因とは
  3. どうやって下っ腹の脂肪を燃やすか
  4. まとめ

 

下っ腹の脂肪がつく原因って

それでは下っ腹の脂肪がつく原因を考えていきましょう。

下腹に贅肉が付く理由はいろいろありますが、この贅肉の正体は「脂肪」です。

脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類があり、前者は皮膚の下に、後者は内臓を支えている腸間膜にできます。

特に体型に影響が出やすいのが皮下脂肪で、皮膚の上からつまめるのが特徴です。

運動不足やカロリーの過剰摂取などにより、時間をかけて徐々に蓄積するため、なかなか落とせません。

また下腹についた脂肪が目立つのは、いくつかの理由があります。

例えばお腹周りの筋肉の衰えです。お腹周りには「腹直筋」「腹斜筋」「腹横筋」という3種類の筋肉があり、腸間膜と共に骨が無い腹部で内臓を支える役割を果たしています。

これらが衰えてしまうと内臓が下がってしまい、下腹についた贅肉を前に押し出して目立たせてしまうわけです。

次に考えられるのが便秘です。便が溜まるとガスが発生して腸が膨張し、下腹の贅肉が押し出されます。単にぽっこりするだけでなく、お腹の張りも感じられます。

胃下垂も下腹の贅肉を目立たせる原因です。

胃が骨盤のあたりまで下がって、下腹の贅肉を押し出してしまいます。痩せ型で腹圧が低下している人に起こりやすく、痩せているのに下っ腹だけポッコリと出ている方は胃下垂が原因のこともあります。

下っ腹の脂肪が落ちない1番の原因とは

そして、下っ腹の脂肪が落ちない一番の原因は下っ腹のへの血行が悪いことが原因です。

これはもともと下腹部の表面への血流が乏しく、脂肪が溜まりやすい場所と言われていました。

そして血流が乏しいと、その血流に乗って流れてくるホルモンが効きにくいという悪影響も出てくるのです。

そして、アドレナリンという体内から分泌されるホルモンの受け皿の数も下腹部には少ないため、脂肪を溶かすホルモンであるホルモン感受性リパーゼが下腹部の脂肪に作用しづらいという点が指摘されていました。

どうやって下っ腹の脂肪を燃やすか

いかに下っ腹の脂肪が燃えにくいかおかわりになったかと思います。

それでは次にどのようにして下っ腹の脂肪を燃やしていくか、考えていきましょう。

下っ腹の脂肪を燃やすには、先ほどお伝えしたホルモン感受性リパーゼを十分に作用させる必要があります。

そのために必要なことは半日程度食事を控えることと言われています。

一定の時間だけ、一定の期間だけカロリーを断つことによって体はアドレナリンドーパミンを分泌します。

これらが血流に乗ってお腹周りまで行くとホルモン感受性リパーゼが活性化され、脂肪の分解が促進されると言われています。

もちろん食事を控えるだけでは筋肉まで落ちてしまうので、定期的な腹筋、骨盤周りの筋力トレーニングと合わせて行っていくことが望ましいです。

また、あまり急激に体重を減らそうと食事を控えすぎると、体が飢餓状態を感じて体内の栄養を蓄えようとし、逆に脂肪が落ちにくくなる弊害が出る恐れがあります。

参考までに1ヶ月で落とせる体重は、現在の体重の5%以内を目標にしましょう。

まとめ

今回は

 

  • 下っ腹に脂肪がつきやすいのは脂肪燃焼ホルモンが効きにくいせいであった
  • 下っ腹の脂肪を効率的に落とすには、一定期間の断食が科学的に効果があることが示されていた

 

以上の2点についてお話ししました。

【参考文献】

  1. Burn the Fat, Feed the Muscle: Transform Your Body Forever Using the Secrets of the Leanest People in the World

【参考文献】

  1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
  2. 小山翔平 (Shohei Oyama): 整形外科専門医, おやま整形外科クリニック院長 《Web》https://oyama-seikei.gassankai.com/

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