【恐怖】西洋医学では未だに解明されていない奇妙な4つの症状

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【西洋医学では未だに解明されていない奇妙な4つの症状】


世の中には解明されていない奇妙な症状があります。

その症状が重度な病気に進展し、命に関わることもあるとか…

その症状の発症には、いわゆる「国民性」が関与しているものもあり、現代の医学レベルではまだまだその予防や治療などの発見には至っていません。

今回はそのような奇妙な症状を4つご紹介します。

 

  1. ダート症候群 (Dhat syndrome)
  2. 火病 (Hwabyung)
  3. ラタ (Latah)
  4. 突然死症候群
  5. まとめ

 

ダート症候群 (Dhat syndrome)

ダート症候群とは

 

  • バングラデシュ
  • ネパール
  • パキスタン

 

といったインドの近隣国で見られるculture- bound syndrome (文化依存症候群) の一つであり、男性のみが発症する病気です。

分類上は精神病となっており、ICD-10 (国際疾病分類表) にはその他の精神病の中にダート症候群が記載されております。

ダート症候群は”生殖器から体液が流れ出た男性は、肉体的に弱ってしまう”という思想から生まれる症候群と言われています。

症状は

 

  • 慢性的な倦怠感
  • 集中力の低下
  • 体力低下
  • 性機能不全

 

などがあげられます。

ダート症候群が引き起こされる要因として欠かせない条件の一つに、アーユルヴェーダという伝統医学の思想を信じていることが挙げられます。

アーユルヴェーダでは「人の身体にある全ての細胞・骨・脂肪・脊髄は役目を果たすと、その後体内で体液へと変わる」というのが通説であります。

そして体液こそが命の根源だと考えられているのです。

患者の大半は

 

「自慰行為によって自らの体液が無くなった」

 

と思ってしまうせいで精神的・肉体的疲労をこうむることになるのですが、医者からはその思想を無視されて、ただ精神科に回されてしまうケースが多いと言われています。

そして思想を無視されたダート症候群を患う患者の多くは重度のうつ病を発病すると言われています。

火病 (Hwabyung)

火病とは朝鮮民族特有の文化依存症候群の一つと言われています。

米精神医学会『精神障害の診断と統計マニュアル』の巻末附録「文化的定式化の概念と文化と結び付いた症候群の用語集」では「韓国人にだけ現れる珍しい現象で、不安・うつ病・身体異常などが複合的に現われる怒り症候群」と明記されており、国際的には精神疾患と認識されています。

火病を患うと、患者の多くは胸やけを主な症状とし、他にも

 

  • 不眠症
  • 筋肉痛
  • 動悸
  • 体重減少
  • 視力障害

 

なども現れます。

これらはまだ初期症状であり、最終的には重度のうつ病へと悪化の一途を辿っていくとか。

火病は特に中年期の女性に多くみられ、自身の行き場の無い怒りを内に秘める事によって引き起こされる症状がうつ病へと発展しているのではないかと考えられています。

この病名の由来については、古来から「怒りは炎・火だ」とみなす朝鮮民族の考え方に関係していると言われています。

つまり、「鬱火病・火病」は怒りの火を内に秘めるために罹患する病だとされているのです。

ラタ (Latah)

ラタとはマレーシア語で「緊張・心配」という意味を表します。

ラタの症状には

 

  • 外部刺激からの過剰な反応
  • 自制能力の低下

 

などがあります。

例えば、あるラタの患者は

 

  • 他人から命令されれば他の人間を攻撃する
  • 食べられない物を食べようとする
  • 帽子を子供だと信じ込み母乳を与える
  • 被害妄想におびえる

 

といった症状が見られました。

こういった症状はスイッチを切り替えたように突然起きるとされ、回復したラタ患者に上記の行動の意図を聞いてみても、彼らはその行動を起こした理由を答えることができません



ラタが何故起こるのかは現代でも謎とされています。

遺伝性なのではないかとも言われていますが、患者の多くは家系を記録していないため解明が困難なことも事実です。

しかしある説ではマレーシア特有の伝統的価値観が根底にあることが原因とされています。

マレーシアの伝統的価値観では、

 

「子供は親に従い、親は祖父に従う。そして、女性は男性の意見を尊重する」

 

という従順性が美徳とされています。

心の悩みを他人と気軽に話し合うことがなかなか難しいこともあり、日常生活上の苦悩をひとりで抱え込むうちに、心の中で苦悩の圧力が非常に大きくなることがあります。

そこに、大きな物音などの何かの刺激によって、思わず頭が真っ白になってしまうと「上の人に従順に従う」という伝統的価値観が反映されたような反応を無意識のうちにとってしまうことが原因なのかもしれません

突然死症候群

日本を含む東南アジアを中心とする国々で見られる突然死症候群は、文字通り患者が予期せず突然亡くなってしまうというものです。

この病で亡くなった患者の多くは健康的な中年期男性で、生前は実に健康的な暮らしをしていた人が多いと報告されています。

また、そのような突然死は夜に起こることが多いのが特徴です。

彼等は普通に睡眠を摂るが、夜中大声をあげたと思ったら既に亡くなっているのです。

近年の科学技術で唯一分かった事と言えば、突然死症候群で亡くなった患者は亡くなる前に心電図に心室細動が記録されていたのです。

なぜ心電図にそのような所見が出るのかは不明であり、突然死の理由は未だに解明されていませんが、一説によると同様にアジア人に多い突然死する心臓病の一つ「ブルガダ症候群」に似たようなものでは?との意見もあります。

マニラで行われた1948年から1982年に起きた突然死症候群をまとめた研究によりますと、最も件数が多かった時期は12月から1月の午前3時で、患者は33歳前後の若年の男性が多かったようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

世の中には解明されていない奇妙な症状があります。

発症には、いわゆる「国民性」が関与していると考えられており、その心理的傾向が身体に影響を及ぼしている可能性が高いようです。

まだまだ現代の医学レベルでは追い付かない、難しい症状・治療が困難な症状はたくさんあるのですね。

 

今回の記事は以上となります。

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【参考文献】

  1. Relevance of culture-bound syndromes in the 21st century Psychiatry and Clinical Neurosciences 2016; 70: 3–6
  2. Deb KS, Balhara YP. Dhat syndrome: A review of the world literature. Indian journal of psychological medicine. 2013 Oct;35(4):326.
  3. Min SK. Hwabyung in Korea: Culture and dynamic analysis. World cultural psychiatry research review. 2009 Jan;4(1):12-21.
  4. Winzeler RL. Latah in South-East Asia: The History and Ethnography of a Culture-Bound Syndrome. Cambridge University Press; 1995 Jan 12.
  5. Munger RG, Booton EA. Bangungut in Manila: sudden and unexplained death in sleep of adult Filipinos. International journal of epidemiology. 1998 Aug 1;27(4):677-84.

【監修医師】

  1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
  2. 小山翔平 (Shohei Oyama): 整形外科専門医, おやま整形外科クリニック院長 《Web》https://oyama-seikei.gassankai.com/

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