仕事や勉強を手っ取り早く終わらせる脳の鍛え方3選

Medivery


こんにちは、メディバリー大学病院です。

以前の記事で昼寝をすることで得られる効果を科学論文を元にお話ししました。その中で「仕事の効率が上がるような脳の鍛え方ってないんですか?」という質問をいただきました。
そこで今回は仕事や勉強の効率が上がらない人のための効率を上げるための脳の鍛え方について脳神経外科医がお話しします。
このブログでは医師監修の元で病気や健康について発信しています。興味をもたれた方はブックマークをしていただけると嬉しいです。

 

      1. 本文
      2. まとめ

       

          本文

          結論から言いますと

          1:日々の適度な運動
          2:楽しい会話をする
          3:新しい行動にチャレンジする 

          この3つです。
          「えっこんな簡単な方法でいいの?」と思う人もいると思いますのでその根拠について脳の機能をもとにお話ししていきます。
          みなさんは日々の仕事や勉強で「効率が上がらない、うまく行かない、捗らない」と思ったこと、ありませんか?なんども同じ失敗を繰り返し、「以前に比べて記憶力が落ちたなぁ」と思ってしまう人もいると思います。このようなお悩みは脳の記憶の一部であります「ワーキングメモリー」という仕組みを理解することから始めていきましょう。そしてそのワーキングメモリーを鍛えることで解決することができるかもしれません。ではこのワーキングメモリーとはなんなのか、そしてその鍛え方についてお話ししましょう。
          ワーキングメモリーとは、簡単に言いますと「短い記憶を日常の動作や作業に組み込むための一連の脳の仕組み」のようなものです。このワーキングメモリーがうまく働かないと効率よく仕事ができない、同じ失敗を繰り返すなどが起きると言われています
          例えば、相手に電話する時に相手の電話番号を記憶しようとします。ワーキングメモリーが働いていればその番号を記憶して相手先に電話をかけて要件を済ます、という一連の行動を行えます。ではワーキングメモリーが働いていない場合どうなるかというと、電話番号を記憶しようとしても覚えていられず、一回頭の中に入れてダイヤルを押そうとしても番号を忘れるのでまた調べ直したりメモしなおしたりと、繰り返す動作が多くなります。さらにひどくなると電話をかける要件をそもそも忘れてしまったり、電話をかけることすら忘れてしまい仕事に支障がでることがあります。
          つまりワーキングメモリーがうまく働かない状態とは、日常の短い記憶をうまく保てなかったり、それを一連の動作に結びつけられないため同じ失敗を繰り返したり日常の動作に支障をきたす状態と考えてもらって構いません。ではこのワーキングメモリーは脳のどこで機能しているかといいますと、メインは前頭葉の一部、前頭前野と呼ばれる領域です。この前頭前野を活性化させることがワーキングメモリーの改善につながり、効率よく仕事をこなしたり記憶をスムーズに呼び出せるようになると言われています。

          では具体的にどのようにして前頭前野を活性化させるか、それが最初にお話しした

          1:適度な運動
          2:楽しい会話
          3:新しいものへのチャレンジ

          となります。
          ただこのようにざっくりお伝えしてもどのようにすればいいかわからない方も多いと思いますので、具体的に日常生活の中に取り入れられるような内容にすると、

          1:通勤は一駅前で降りていく、自転車通勤に切り替える
          2:職場で気の合う人とあったら声をかけて会話をする
          3:興味のある副業や習い事を始める、新しいコミュニティに参加する

          まとめ

          いかがでしょうか?これらのことを行うことで前頭前野を鍛えることができ、仕事の効率もぐっと上がるはずです。今回は皆さんが疑問に思う「仕事を手っ取り早く終わらせる脳の鍛え方」について脳神経外科医がお答えしました。

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          【監修医師】

          1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
          2. 小山翔平 (Shohei Oyama): 整形外科専門医, おやま整形外科クリニック院長 《Web》https://oyama-seikei.gassankai.com/

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