昼寝で最も効果が高いのは〇〇分寝ること

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突然ですが、皆さんは仕事の休憩中にお昼寝をしますか?

実は、最近の研究では、昼寝が人体に様々なメリットを及ぼすことが解明されています。

今回はそんな2つのメリットを科学的根拠を元にお話しします。

最後まで是非ご覧ください

 

  1. 昼寝に関する医学研究
  2. 昼寝の研究結果
  3. 昼寝の大人への応用
    1. 10分〜20分の昼寝
    2. 30分〜40分程度の昼寝
    3. 3, 60分以上の昼寝では…
  4. まとめ

 

昼寝に関する医学研究

2019年ペンシルベニア大学カリフォルニア大学で行われた共同研究をご紹介します。

この研究では2,928人の子供たちが小学校4年生から6年生の間にどんな生活をしていたかを調査しました。

その内容は、

 

  • 子供たちの幸福度
  • BMI
  • 血糖値
  • 学力
  • 問題行動の有無

 

などの相関関係について調べております。

昼寝の研究結果

その結果をまとめると、なんと昼寝を1日に10分から20分取っている子供たちは、

 

  • メンタルが安定
  • 幸福度が高い
  • 身体的にも健康

 

というデータが出ています。
さらに、

 

教育レベルの高い親の元で育てられた子供ほど、日中の昼寝をよく取っていた

 

ということも分かっています。

「学力の高い人は、昼寝が効果的であることを経験的に知っていたのではないか?」と言われています。

昼寝の大人への応用

また昼寝の効果は子供に限定されたものではありません。

大人でも昼寝によって素晴らしい効果を得られることがわかっています。

 

「昼寝をすると夜寝むれないかもしれないからあまり昼寝をしたくない」

 

という人もいるかもしれません。

ところが、無理に寝なくても、“目を閉じて”横になっていたり、座っているだけでも効果があったのです。

さらに、昼寝をする時間の長さによってもその効果に違いが現れることがわかっています。

 

それではどのような効果が期待できるのでしょうか?

詳しくみていきましょう。

1, 10分〜20分の昼寝

10分〜20分の昼寝で”集中力”が回復するといわれています。

“夜の睡眠は十分取れていても、昼間の仕事が忙しく、時々頭がぼーっとしてしまったりする人”や、“大事なことをする前に集中力を高めたいと思っている人”はこの「10分から20分ぐらいの昼寝」がオススメです。

アメリカスリープフォンデーションが発表した内容によりますと、”10分の睡眠、あるいは目を閉じているだけ”でも、それをしなかった人と比較して認知機能が回復したり、集中力が改善したり、物事をインプットする能力が高まるということが分かっています。


日中の仕事疲れや頭の疲れから回復したい人には、10分から20分ぐらいの昼寝がオススメです。

2, 30分〜40分程度の昼寝

30分〜40分程度の昼寝では、”身体の疲れ”をとり、体調を整えられるそうです。

30分〜40分程度睡眠をとると、集中力・認知機能などの精神的な機能だけでなく、身体的な疲労体の炎症を改善させる効果があることがわかっています。

これは、「最近風邪気味で体調がすぐれない人」「運動のしすぎで体が疲れている人」「病気がちの人」にオススメしたい昼寝です。

 

またNASAで行われた調査では、40分昼寝をすることで日中に眠気を訴えていた軍人や宇宙飛行士集中力警戒能力34%から 100まで改善したというデータも発表されています。

日中の疲れを最も効果的に改善したい場合、40分程度の昼寝がベストだと考えられます。

3, 60分以上の昼寝では…

それでは昼寝は長いほどいいのかと言いますと、どうやらそうでもないようです。

60分以上の昼寝になりますと、本来の人間の睡眠サイクルで深い眠りに陥ることが知られています。

深い眠りに陥った状態から目を覚ましますと、脳がうまく働かず逆に眠気が残ってしまったり、体のだるさを感じてしまう恐れがあります。

そのため、

 

  • 日中の精神的な仕事疲れや勉強疲れを回復したい人は10分から20分程度
  • 体の疲れもとりたい場合は40分程度

 

昼寝することが最も効果的と考えられます。

まとめ

今回は、昼寝の効果について、とても効果が高いことをお伝えしました。

 

  • 集中力
  • 体力

 

をともに回復させ、午後の活動をより効率的なものにするために、普段の仕事や勉強の合間にご自身の目的にあった長さの昼寝を取り入れてみてはいかがでしょうか?

くれぐれもとりすぎには注意してくださいね。

 

今回の記事は以上となります。

 

「こんな内容を調べてほしい!」

「この病気について知りたい!」

 

というリクエストがある方はコメント欄にご連絡ください!

とても参考になりますし、記事作成の励みになります!

【参考文献】

  1. Associations between nap frequency and duration across cognitive, positive psychological well-being, behavioral, and metabolic health outcomes
  2. Sleep Foundation. org

監修医師

  1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
  2. 小山翔平 (Shohei Oyama): 整形外科専門医, おやま整形外科クリニック院長 《Web》https://oyama-seikei.gassankai.com/

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