【※】MDMAを使うとどうなる?【MDMA】

Medivery


今回は、なにかと話題になることの多い MDMAの

 

  • 作用
  • 副作用
  • 治療薬研究の最新報告

 

以上の3点をお伝えしてきます。

 

  1. はじめに
  2. MDMA とは?
  3. MDMA の特徴
    1. 使用方法の手軽さ
    2. 快感の増幅作用
    3. 副作用の出現が遅く、その作用も軽い
  4. MDMA の副作用
    1. うつ病・認知症の発症
    2. 常習性
    3. 他の薬物への入り口になりやすい
  5. MDMAを治療薬があの病気の治療薬に?

 

はじめに注意点としてお伝えしますが、MDMAは使用はもちろん、その所持自体が違法であり、恐るべき副作用がある薬物です。

その恐ろしさをしっかりと覚えて、近付かないのはもちろんのこと、決して近づかせないようにしてください。

MDMA とは?

まずMDMAという名前ですが、正式名称は

 

「メチレン ジオキシ メタンフェタミン」

 

と言って、その頭文字をとって MDMAと言われています。

なぜ有名人などがこの違法薬物であるMDMAを使用してしまうのでしょうか?

それはMDMAが持つ特徴に理由があります。

MDMA の特徴

1、使用方法の手軽さ

MDMAはラムネのような形をしており、単純に口から飲み込むだけで作用することから、他の違法薬物よりも手軽に使用できるという点があります。

2、快感の増幅作用

MDMAは別の名前で

「エクスタシー」または「セックスドラッグ」

などと言われることもあります。

どちらの単語も「快楽」につながるイメージを感じさせるものです。

その名の通り、人間が感じる快感を増幅させるとされていて、作用としては

 

  • 多幸感
  • 知覚向上
  • 気分向上
  • 社交性の上昇

 

などが挙げられます。

また海外ではMDMAを3Eという俗語で呼ぶこともあり

 

  • Energy(エネルギー)
  • Empathy(共感)
  • Euphoria(陶酔感)

 

この3つを増幅させ快感を楽しむ薬物として認知されています。

3、副作用の出現が遅く、その作用も軽い

MDMAによる作用が現れるのが体内にとりいれてからおよそ1時間ほどであり、その作用が4時間~6時間続くと言われています。

そのため持ち歩く必要がなく、自宅などで使用し保管しておけば街中で「麻薬所持」による逮捕を回避しやすいこともMDMAを手軽に使えるようにしている要因の一つかもしれません。

また副作用の発症もMDMAを使用してから2日後から5日後に出てくると言われており、自覚するまでの時間が他の薬物と比べても大変遅いという特徴があります。

その症状についても「気分の悪化」程度のもので、お酒を飲んだ後の二日酔いのような状態に近いと言われています。

つまり快楽を楽しんだあとすぐに副作用が出現せず、また症状も軽いことから副作用に対する恐怖感を実感しにくいということも軽い気持ちで使い続けてしまう要因の一つになっています。

 

以上のような特徴があるため、安易な気持ちで違法薬物であるMDMAに手を出してしまう人が後を立ちません。

しかしながら国が禁止している薬物である以上、そこには使用者が感じる以上に恐ろしい副作用が潜んでいます。

MDMA の副作用

MDMAの恐ろしい点としては、3つです。

1、うつ病・認知症の発症

多量のMDMAを繰り返し使用していくと、うつ病や認知症を発症させることがあります。

また認知症については一生続くものであり、「物忘れ」「意欲の低下」と言った状態が生きている間中ずっと続くことになります。

2、常習性

依存性が低いと言われるMDMAですが、つい先日有名女優である沢尻エリカさんがMDMAを所持・使用していたとして逮捕され有罪判決が下されまし。

自ら裁判で語ったように、違法薬物と知りながらも10年以上に渡って使い続けてしまうという常習性があります。

これは依存とはまたことなるのですが、依存しているのではなく自らの意思で常用すること、これ自体も大変恐ろしい事態です。

そしてMDMAを使い続けていること自体よりも恐ろしいこと、次の点です。

3、他の薬物への入り口になりやすい

依存性・副作用の面では比較的軽度とされるMDMAですが、それが故に「MDMAであればいつでもやめられるし、副作用も軽いから使い過ぎなければ大丈夫」という気持ちで使い続けてしまうことがあります。

そして、より「得られる快楽が大きい」などと言われる”覚醒剤”や”コカイン”などに手を出すきっかけとなることが多いと言われています。

 

以上の3つの点の他にも、大量のMDMAを使用したことで命を失ったという事例もあり、単純に麻薬としての効果だけでも十分い遅れる理由となります。

MDMAを治療薬があの病気の治療薬に?

一方で、海外ではこのMDMAを治療薬として活用できないかという研究がされています。

対象の疾患は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と言われる精神疾患で、大きな自然災害や交通事故・事件などによって心に大きなストレスが加わり、その恐怖の思い出が急にフラッシュバックしてしまうことで日常生活に大きな支障をきたしてしまう病気です。

発表された論文の結果だけを見ると、PTSDに対して一定の効果はあるものの、MDMA特有の副作用も発症する他、後遺症なども見られたという報告がなされています。

これから言える重要な点とは、

 

  • PTSDに対してMDMAは一定の効果を示した
  • しかしながら、副作用も発症した
  • 治療薬物としては認められていない

 

という点です。

なぜこのようなことを説明したかと言いますと、医療用大麻の例があるように、

「一部地域、国で日本で認められていない違法薬物を治療薬として認めているから、使用しても本当は平気だ」

と誤解して欲しくはないからです。

 

また、違法薬物の多くは犯罪組織との関係性が深く、古くから取り締まる行政側とのイタチゴッコを続けており、化学式をほんの少し変えただけで、ほとんど成分は一緒であるものを

「合法ドラッグ」として販売している事実もあります。

皆さんの記憶にも新しいと思いますが、車を走行中の男性が「脱法ハーブ」を吸引したのちに意識を失い、人を跳ねて死亡させた、という事件もありました。

いっときの快楽のために薬物に手を染め、他人の命を奪うなど許される行為ではありません。

この動画を見ていただいて、MDMAの本当の怖さというものを、少しでも伝えられていれば幸いです。

まとめ

違法薬物は

  • 持たない
  • やらない
  • 近よらない

を徹底しましょう。

【関連動画】

  1. SHOチャンネル様「ヤクブーツはやめろ」  https://www.youtube.com/watch?v=fYtev...
  2. からわかラボ様「覚醒剤について」  https://www.youtube.com/watch?v=AN25g...
  3. 海外の薬物使用者  https://www.youtube.com/watch?v=m4Zwt...
  4. 警視庁公式チャンネル  https://www.youtube.com/watch?v=AluTC...
  5. アベマTV公式チャンネル  https://www.youtube.com/watch?v=MpQ-r...

【監修医師】

  1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
  2. 小山翔平 (Shohei Oyama): 整形外科専門医, おやま整形外科クリニック院長 《Web》https://oyama-seikei.gassankai.com/

薬に関連する記事

カフェイン中毒の症状5選!!脳に結構ダメージを与える!?

カフェイン中毒の症状5選!!脳に結構ダメージを与える!?の画像

カフェイン中毒の症状5選!!脳に結構ダメージを与える!?

皆さん、コーヒーは好きですか?また運転や仕事で疲れたときにエナジードリンクを飲みたくなりませんか?今回はそんな飲み物などを中心に含まれるカフェインについて、「カフェインを過剰に摂取した時の中毒症状」「カフェインが足りなくなった時に起こる離脱症状」など、カフェインによる有害な症状についてご説明しようと思います。この症状が出ないように、カフェインの摂りすぎには注意してくださいね…

実は身近に存在する毒キノコ5選

実は身近に存在する毒キノコ5選の画像

実は身近に存在する毒キノコ5選

毒キノコってどんなイメージでしょうか?日本は平和な国ですから、毒キノコにも無縁なイメージではありませんか?今回は、日本にも存在しているこわーい毒キノコについてご紹介したいと思います…

世界の猛毒な虫5選

世界の猛毒な虫5選の画像

世界の猛毒な虫5選

Medivery今回は、世界の猛毒な虫たちを5種類、ご紹介します! 世界には医者の私たちを悩ます、いやーな毒を持つ生物がたくさんおります。 そんなこわい毒をもつ生物に注...