【花粉症対策】花粉症に効く食べ物と悪化する食べ物があった! 〇〇はヤバイい

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花粉症は「春先だけ我慢をすればいい病気」という印象が根強いですが、一年中、そして誰しもがかかりうるアレルギー疾患です。鼻や目のつらい症状から生活に支障を来すことも多いため、適切な対処法を知っておきたいところです。

こんにちは、メディバリー大学病院です。今回は、花粉症の発症の仕組みから花粉症を防ぐ食べ物、そして花粉症を悪化させる食べ物を紹介し、皆さんの花粉症対策の一助になればと思います。このブログでは医師監修の元、病気や健康について分かりやすく解説しています。健康志向の強い方や、健康に興味のある方は是非、ブックマークを宜しくお願いします。

 

  1. 花粉アレルギーが起こる仕組
  2. 花粉症を起こす植物の種類
  3. 花粉症の症状と新型コロナウイルス感染症の違い
  4. 花粉症の予防
  5. 花粉を遠ざける外出前後の新習慣
  6. 規則正しい生活で免疫力UP
  7. 花粉症を改善・予防する食べ物
    1. αリノレン酸・EPA・DHAを含む食べ物
    2. ビタミンAを含む食べ物
    3. ビタミンCを含む食べ物
    4. ビタミンDを含む食べ物
    5. 食物繊維・オリゴ糖を含む食べ物
    6. 発酵食品
    7. 飲み物は乳酸菌飲料がおすすめ
  8. 花粉症にはNG!避けた方が良い食べ物と飲み物
    1. 避けた方が良い食べ物
    2. 避けた方が良い飲み物
  9. まとめ

 

花粉アレルギーが起こる仕組み

人間には体内に侵入してくる異物から身を守る免疫機能が備わっています。花粉症の場合、免疫機能が植物の花粉を異物(アレルゲン)と誤認し、過剰に働いて体内に「抗体」を作ります。この抗体は花粉に接触するたび体に蓄積され、その人にとっての許容値(きょようち)を超えた時、くしゃみや鼻詰まり、目のかゆみなどのアレルギー反応を起こすのです。また、遺伝的な要素も大きく、生まれつきアレルギー体質の人は花粉症になりやすいといわれます。その上、食生活の乱れや睡眠不足、運動不足、ストレスなどが重なると免疫バランスが崩れ、花粉症がひどくなることがあるため注意が必要です。

花粉症を起こす植物の種類

日本で最も多いのはスギ花粉症です。花粉症患者の約7割に上るといわれています。スギに反応する人はヒノキ科の植物に反応することが多いため、症状が長引く傾向にあります。次に多いのがイネ科植物による花粉症です。カモガヤ、スズメノテッポウなどが該当しますが、お米の稲は花粉を遠くまで飛ばさないため、あまり影響はありません。また、ブタクサやヨモギといったキク科の植物も花粉症を引き起こします。北海道のような寒冷地ではシラカバによる花粉症も報告されています。スギやヒノキが冬から春にかけてピークを迎えるのに対し、キク科植物は秋が花粉飛散シーズンとなります。つまり、人によっては一年を通して花粉症になる可能性があるのです。なお、海外では欧州にイネ科、米国にブタクサ、北欧にはシラカバが原因の花粉症があり、日本のスギと合わせて「世界の4大花粉症」と呼ばれています。

花粉症の症状と新型コロナウイルス感染症の違い

花粉症(アレルギー性鼻炎)と新型コロナウイルス感染症の症状は、鼻水やくしゃみ、鼻詰まり(鼻閉)、味覚の変化など似ているものがあります。そのため、「この症状は花粉症? それとも……」と不安になる方も多いと思います。しかし同じ鼻水でも、花粉症の鼻水は透明でサラサラとしていることが多く、感染症の鼻水は粘り気があります。また、発熱や嗅覚障害がコロナでは鼻閉がなくても生じるのに対し、花粉症ではほとんどの場合、鼻閉を伴うなど、細かな点が異なります。

自己判断は危険です。「もしかして……」と思ったら、かかりつけ医のほか、厚生労働省や各自治体の指定する相談窓口へ相談をしてください。花粉アレルギーがすでにある人は、薬などの治療で症状を抑えておき、変化に気づけるようにしておくといいです。

花粉症の予防

今は花粉症ではない人でも、大量の花粉を吸いこんだり、目に入ったりすることで抗体が作られ、花粉症を発症するリスクは高まります。そうならないためには、できる限り花粉に触れないことが一番です。同時に、生活習慣を見直して、花粉症に負けない体づくりをしておくこともお勧めします。

花粉を遠ざける外出前後の新習慣

花粉の飛散が多い時期は、眼鏡やマスクを着けて花粉が目や鼻につくのを防ぎます。そして家に帰ったら玄関に入る前に行いたいのが、洋服や髪の毛についた花粉を落とすことです。特にウールなど毛足の長いコートは花粉がつきやすいため、部屋に持ち込まないことがベストです。玄関にコート掛けを置くことができれば、そこに掛けておくと良いでしょう。また、帰宅後はなるべくすぐにシャワーや入浴を済ませ、体や髪についた花粉を洗い流すのが理想的です。掃除は比較的花粉の飛散量が少ない朝のうちに済ませるのがお勧めです。床は掃除機をかける前にぬれたふきんで拭き上げると、花粉を舞い上げずに吸い取ることができます。部屋の空気を入れ替えるときは、窓を全開にせず少しだけ開けて、網戸やレースカーテンで花粉の侵入を防ぎます。換気もできれば早朝に行いましょう。また、洗濯物は部屋干しが基本です。外に干した場合は、室内に取り込むときにしっかりと花粉を払い落としてください。外干し後の布団は表面を掃除機で吸い取ると、ダニの死骸対策にもなります。洗濯の際に柔軟剤を使うと、静電気による花粉の付着が軽減できるのもポイントです。

規則正しい生活で免疫力UP

日頃からバランスの良い食事、良質な睡眠を習慣にしていると、免疫機能が正常に保たれ、ひいては花粉症の予防や症状の緩和につながるといわれています。一方、飲酒、喫煙、風邪は鼻の粘膜にダメージを与える一因になります。正しい生活習慣を心がけることも花粉症対策になります。

花粉症を改善・予防する食べ物

食べ物や飲み物による花粉症の改善や予防は、薬とは異なり、即効性の有無の判断は難しく、個人差もあります。ただ、免疫機能や皮膚粘膜の健康維持に関与する栄養素はあります。バランスの良い食事を基本とし、その上でそれらを取り入れることで、花粉症対策に繋がると考えて、ご紹介いたします。

αリノレン酸・EPA・DHAを含む食べ物

まぐろ、さば、さんま、いわし、ぶり、亜麻仁油などは抗炎症(こうえんしょう)、抗アレルギー作用があります。マウスを用いた実験では、アレルギー性結膜炎(せいけつまくえん)の改善に繋がる可能性があるという結果が出たそうです。そのため、目の症状への作用が期待できると言えるでしょう。

ビタミンAを含む食べ物

牛・豚・鶏レバー、うなぎ、にんじん、ほうれん草、モロヘイヤ、しそなどは粘膜の状態が悪いと花粉が体内に入りやすくなり、花粉症の症状も悪くなると考えられます。皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあるビタミンAを摂ると良いでしょう。

ビタミンCを含む食べ物

赤ピーマン、黄ピーマン、菜の花、ブロッコリー、キウイ、レモンなどに含まれるビタミンCは、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの分泌を抑える働きがあると言われています。そのことから、ビタミンCを摂取することで、症状が緩和される可能性があります。ビタミンCは水溶性なので、一度にたくさん摂っても排泄されてしまいます。こまめにとるようにしましょう。

ビタミンDを含む食べ物

きくらげ、かつお、あんこう、鮭、さんまなどに含まれるビタミンDは免疫機能を調整する役割を持つと言われています。免疫機能が正常に働くことで、花粉症の改善や予防に繋がると言えるでしょう。

食物繊維・オリゴ糖を含む食べ物

食物繊維…野菜・果物、穀類、豆類、きのこ類、海藻類、いも類やオリゴ糖を含むもの(乳製品、大豆製品、ごぼう、たまねぎ、にんにく、バナナなど)があります。アレルギー物質である花粉が体内に入ってきた際に、免疫グロブリンというタンパク質の一種であるIgE抗体(アイジーイーこうたい)という抗体が過剰に作られることで、アレルギー反応が生じます。 善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を摂り、腸内環境を整えることで免疫機能を正常に保ち、IgEの生産を抑えられると考えられます。

発酵食品

納豆や味噌、ヨーグルト、キムチなどの発酵食品は善玉菌を含み、腸内環境を整え、免疫機能を正常に保ちます。

飲み物は乳酸菌飲料がおすすめ

株式会社ヤクルト本社によると、乳酸菌(シロタ株)はIgEの産生を抑える働きがあることが動物実験により分かり、ヒトでの実験においてもアレルギーの症状が悪化するのを遅らせることができるという結果が出ています。

花粉症にはNG!避けた方が良い食べ物と飲み物

花粉のアレルギー物質と似たタンパク質を持つ生の野菜や果物を食べた時に、アレルギー反応を起こしてしまう口腔(こうくう)アレルギー症候群というものがあります。シラカバ・イネ・スギ花粉症の人に見られる症状だと言われています。

避けた方が良い食べ物

口腔アレルギーを引き起こす原因となる食品と関係の強い花粉(食材)は次の通りです。

動物性たんぱく質の摂りすぎもNG

肉や魚は花粉症に良いとされる栄養素を含むものも多いですが、動物性たんぱく質を摂りすぎると悪玉菌のエサとなり、腸内環境を悪くします。適度に摂る分には構いませんが、食事から摂取するたんぱく質が動物性由来のものに偏らないようにしてください。

避けた方が良い飲み物

口腔(こうくう)アレルギーに繋がる野菜や果物のフレッシュジュースは口腔アレルギー症候群やアナフィラキシーを引き起こす可能性があるので控えた方が良いでしょう。

お酒

アルコールが分解されるとできるアセトアルデヒドという物質が、アレルギー反応を引き起こす原因であるヒスタミンを増やします。その結果、症状が悪化する可能性があります。アレルギーが心配な人は、花粉症シーズンのお酒を控えた方が良いですね。

まとめ

今回の記事はいかがでしたか?

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【参考文献】

  1. 花粉症にお悩みの方必見!食べ物で美味しく花粉症対策!
  2. 厚生労働省:花粉症特集

【監修医師】

  1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
  2. 小山翔平 (Shohei Oyama): 整形外科専門医, おやま整形外科クリニック院長 《Web》https://oyama-seikei.gassankai.com/