暴飲暴食しても太らないって本当?

Medivery


こんにちは!

メディバリー大学病院です!

みなさんは日常生活の中で「つい食べ過ぎてしまった」「付き合いを断りきれずに飲み会に出てしまった」と暴飲暴食を嘆くことはありますか?

実はその暴飲暴食、なかったことにすることができるんです。

今回は

 

暴飲暴食を帳消しにする科学的に立証された方法

食欲を抑えるためのとっておきの秘訣

 

この2点についてお話しします。

 

  1. 暴飲暴食の落とし穴
  2. 暴飲暴食から体を守るには
  3. 食欲を抑え暴飲暴食を防ぐには
  4. まとめ

暴飲暴食の落とし穴

みなさんは脂っこいものは食べないようにしていたのに、「少しだけ」と、つい手を出したりしたことはありますか?

そうすると、「もういいや」という気持ちになり、そのまま食べつづけてしまったという経験は誰しもがあると思います。

これは、自分の行動を責めれば責めるほど、そのストレスを発散するために、かえって誘惑に身をまかせるようになるためです。

でも安心してください。暴飲暴食を1−2回程度行なったくらいでは体重が増えたり、体脂肪が増えたりはしません。

ところが暴飲暴食に2つの危険なことがあります。それは暴飲暴食によって体の炎症が上がってしまう恐れがあることです。

炎症が慢性的に起こると、細胞を傷つけ、老化を早めることになります。

また、暴飲暴食によりカロリー過多の状態が起こると、みなさんの食欲を抑えようとしてくれる信号を出す脂肪細胞がダメージを受け、食欲が止まらなくなってしまう恐れがあるのです。

暴飲暴食から体を守るには

それでは暴飲暴食によって体の炎症が上がったり食欲を抑える脂肪細胞にダメージが出ることを抑えるにはどうすればいいでしょうか。

ミシガン大学の研究によると、1週間程度の暴飲暴食によるダメージはほんの少しのエクササイズでチャラになることがわかりました。

 

21~26歳の健康な成人を二つのグループに分けて、1週間いつも食べている量に30%程度プラスした食事を続け、次のような行動をとってもらいました。

 

 

*一つのグループは、1日20~25分程度の散歩や軽いランニング、スクワットなどの軽い有酸素運動をしてもらう。

*もう一つのグループは、1週間、食べるだけで何もしない。

 

 

実験終了後、全員の血液や脂肪細胞のサンプルを分析し、炎症のダメージがどの程度起きているかを調べてみたところ、エクササイズをしながら暴飲暴食をしたグループは、脂肪細胞のダメージや体内の炎症所見がまったく確認できなかったのです。

一方エクササイズなしで暴飲暴食をしたグループは、脂肪細胞のダメージ、体の炎症レベルが上昇していました。

つまり、プラス30%のカロリーで暴飲暴食をしたにもかかわらず、1日わずか25分程度のマイルドな運動をするだけで、脂肪細胞へのダメージや炎症の蓄積を防ぐことができたのです。

 

またオランダの研究結果では、普段より多い食事をとっていても定期的な軽いエクササイズをしているグループは2年間の観察を行いましたが優位な体重増加は無かったことがわかっています。

この研究からも、軽い定期的な運動が食べすぎのダメージを防ぐと考えられると思います。

食欲を抑え暴飲暴食を防ぐには

暴飲暴食を帳消しにできるとは言っても、無駄な食欲はできれば無い方がいい!と思う人もいます。

そこで、暴飲暴食の原因となる食欲を健康的に抑える方法をお伝えします。

それはズバリ、たんぱく質を多く摂取するということです。

 

2005年のイギリスの研究結果で、「プロテインレバレッジの仮説」というものが発表されました。

これは食欲の度合いとタンパク質の摂取量が逆の関係になっているというものです。

その後研究が重ねられ、2013年に数々の論文がまとめられ、タンパク質の摂取量が増えれば増えるほど、総摂取カロリーは減る傾向にあることが確認されました。

これらの研究から、現代の科学では無駄な食欲を減らすためには、タンパク質の摂取量を増やすことが効果的であると言われています。

まとめ

今回は、みなさんが後悔してしまう暴飲暴食について

暴飲暴食を帳消しにするには1日25分程度の軽いエクササイズが有効

たんぱく質を多く摂取すると暴飲暴食の元となる食欲を抑えることができる

という点についてお話ししました。

参考にしてみてください!

【参考文献】

1, Eating style, overeating and weight gain. A prospective 2-year follow-up study in a representative Dutch sample

2, Obesity: the protein leverage hypothesis

3, Effect of Dairy Proteins on Appetite, Energy Expenditure, Body Weight, and Composition: a Review of the Evidence from Controlled Clinical Trials

【監修医師】

  1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
  2. 小山翔平 (Shohei Oyama): 整形外科専門医, おやま整形外科クリニック院長 《Web》https://oyama-seikei.gassankai.com/

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