【寿命が縮む】本当は怖い低糖質ダイエット【医師監修】

Medivery


こんにちは!

メディバリー大学病院です!

今回は効果的なダイエットと言われている「低糖質ダイエット」に関して

 

  • 本当は低糖質ダイエットが体痩せに効果がなかった
  • むしろ低糖質ダイエットは体に悪影響であった

 

以上の内容について医療監修のもと科学的根拠に基づいた情報をお伝えします。

 

このブログでは様々な医学情報をお伝えし、みなさんの医学知識を増やすお手伝いをしています。

ブックマークをしてもらえれば、最新の動画情報をいち早く知ることができます。

 

  1. 低糖質ダイエット、実は効果なし!?
    1. 糖質制限の有無で体重減少に有意差がない実験
    2. 糖質の摂取率で体重減少に有意差がない研究
  2. 低糖質ダイエットの驚くべき副作用とは!?
  3. 低糖質ダイエットの本当の副作用
  4. ダイエットでも摂取すべき食べ物とは

低糖質ダイエット、実は効果なし!?

それでは本題に入ります。ライザップなどで注目されてきた低糖質ダイエット、巷では新しいダイエット法として人気が高いですね。

この低糖質ダイエットですが、

 

「体重は落ちるけど、その理由が糖質制限では無かった」

 

という事実はみなさんご存知でしたか?

今回は低糖質ダイエットの本当の効果と、その裏に隠された身体への悪影響をお伝えします。

 

それでは糖質制限が体痩せの原因ではないのでしょうか?

それは、ある研究結果より摂取カロリーが減るから痩せるだけであったという事実があります。

そもそもなぜダイエットに糖質制限が組み込まれるようになったかご存知ですか?

それは肥満の元はインスリンというホルモンが体に作用しにくくなることが原因であり、ここに糖質摂取が関わっていたためです。

糖質制限の有無で体重減少に有意差がない実験

ある研究では

 

 

A:糖質なしで1500kcalの摂取をしたグループ

B:糖質ありで1500kcalの摂取をしたグループ

 

 

に分けて、どちらのグループで体重減少が見られたかを検証しました。

検証結果は体重の減少具合も有害な病気の発生率も明らかな違いはないとの結果になりました。

つまり糖質を摂取するかしないかは体痩せにはあまり影響しないのではと言われています。

糖質の摂取率で体重減少に有意差がない研究

それでも低糖質ダイエットを実際に行なっている人は体重が減った!という人もいると思います。

彼らのように低糖質ダイエットで痩せた実感を得られるのはどうしてでしょう?

 

それは摂取カロリーが減るために体重が減少したからです。

ここで摂取カロリーと糖質制限の関係を検証した研究を見てみましょう。

 

 

総摂取カロリーのうち糖質が4%しかないグループ

総摂取カロリーのうち糖質が40%もあるグループ

 

 

という2つのグループを作り、どちらが体重が減るか検証しました。

結果は体重の減り方に明らかな違いは無いというものでした。

ボディビルダーみたいにストイックに糖質を減らしたら違いが出るんじゃないの?と思う方もいると思います。

 

そこでもう一つの研究を紹介します。

この研究では

 

 

総カロリーのうち糖質を全く摂らない0% のグループ

総カロリーのうち糖質を72%も摂取するグループ

 

 

という2つのグループで同様に体重の減り具合を検証しました。

結果は、血糖値を下げるインスリンの分泌量に違いが出ましたが、体重の減り具合は同じでありました。

低糖質ダイエットの驚くべき副作用とは!?

ここまでの研究結果では、糖質制限がダイエットに効いているのではなく、結果としてカロリーが減るから体重が落ちるということがわかってきました。

体重を減らそうと思っていた低糖質ダイエットですが、実は体重が減らないばかりか、体に悪影響を及ぼす危険性まで報告されているのです。

 

この研究は25年間の15000人の健康管理をリサーチした非常に大きな研究です。

総カロリーのうち糖質が40%未満、50%前後、70%以上摂取しているグループに分けて死亡率や合併症の発症率に違いがないかをリサーチしました。

驚くべき結果として、総摂取カロリーのうち糖質が50%前後のグループが一番死亡率が低く、次に低いのが70%以上の摂取グループで、一番死亡率が高い、つまり寿命が短くなるのがなんと糖質摂取率が40%未満のグループだったのです。

この結果を見ると、ライザップに通って過度な低糖質ダイエットをしている方は寿命が短くなるというデータになっています。

低糖質ダイエットの本当の副作用

それでは糖質制限の何が体に悪影響となるのでしょうか?

それは、糖質源となる野菜やフルーツ、穀物の摂取量が減ってしまうことが大きな原因と言われています。

これらの食物を制限すると、相対的に肉類などの動物性蛋白の摂取量が増えますが、このアンバランスが老化の原因になります。

フルーツや野菜、穀物には体が錆びないようにする抗酸化物質を豊富に含んでいます。

この抗酸化物質が減少すると体が酸化、つまり錆びてくるので、高血圧や動脈硬化の原因になります。

さらに動物性蛋白質をたくさん摂取するので脂肪が大量に体内に取り込まれ、脂質異常症などの生活習慣病の原因にもなります。

ちょうど錆びた土管にヘドロがこびりつくように、硬くなった血管に脂肪が貯まり、心臓病や脳卒中などの深刻な合併症を引き起こすのです。

ダイエットでも摂取すべき食べ物とは

じゃあいったい何を食べればいいの?と思う方がいると思いますが、もうお分かりですね

一番理想的な食生活は、化学調味料などで加工されていない食品に加え、糖質・脂質・たんぱく質をバランスよく摂取することです。

その上で痩せたいのであれば総カロリーをカットしていきましょう。

体にいいものをバランスよく健康に摂取し、自身に合わせたカロリーコントロールで体重を効率的に落としていきましょう。

【監修医師】

  1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
  2. 小山翔平 (Shohei Oyama): 整形外科専門医, おやま整形外科クリニック院長 《Web》https://oyama-seikei.gassankai.com/

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