劇的に死亡リスクを下げ、血流を良くする習慣

Medivery


こんにちは、メディバリー大学病院です。
今回は「血流が悪い」とはどういうことなのか、血流を悪くする食習慣、血流をよくする食習慣についてお伝えします。
このブログでは医師監修の元で病気や健康について発信しています。興味をもたれた方はブックマークをしていただけると嬉しいです。

 

  1. 【血流改善は食習慣の改善から!】
  2. 【ドロドロ血液の原因】
  3. 【ドロドロ血液状態のサイン】  
  4. 【血流を悪くする食習慣とは?】
    1. 〈お肉の食べ過ぎ〉
    2. 〈間食、お菓子でお腹を満たす〉
    3. 〈大量のお酒〉
  5. 【血液をサラサラにする食べ物・飲み物】
    1. 〈クエン酸:酸っぱいものは体にいい〉
    2. 〈EPA:背中の青いサカナ〉
    3. 〈ポリフェノール類:赤ワイン、緑茶、ココアなど〉
    4. 〈アルギン酸…昆布、わかめなど〉
    5. 〈ビタミン(ビタミンE:かぼちゃ、アスパラガス、春菊 / ビタミンC: フルーツ類、ピーマンなど)〉
    6. 〈体を温める食べ物=血流が促進される食べ物〉
  6. まとめ

 

【血流改善は食習慣の改善から!】

私たちの身体全身を絶えず巡っている血液。この血液は生活に必要な栄養や酸素を運んだり、不要となった老廃物などを回収する重要な役割をになっているのはご存知ですよね。これを血流と言います。しかしながらこの血流は目に見えないところで行われているため、正常に行われているのか、あるいは何かしらのトラブルが発生しているかは血液検査で調べるしか方法がありません。血流が悪くなる、とは一般的に血液がドロドロの状態と表現されることも多いのですが、健康な血液というのはサラサラの状態であり、健康のためにも血液をサラサラの状態で維持することが求められます。ただしその状態を維持することは簡単なことではありません。逆に血液をドロドロの状態にすると考えらえている原因は指摘されているものがあるので、まずはそちらから見ていきましょう。

【ドロドロ血液の原因】


主な原因のひとつとして、血液に含まれている脂質や糖質が増えてしまうことが指摘されています。その多くが食べ過ぎや飲み過ぎ、あるいは量は食べていなかったとしても偏った食生活によるものといわれています。それによって血液中に脂質や糖質が増えてしまい、血液がドロドロの状態になりやすくなってしまいます。この状態を放置していると、血流が悪くなることはもちろん、脂質のとりすぎによる動脈硬化や血管の詰まりなど、さまざまな病気の原因になることがあります。

【ドロドロ血液状態のサイン】 

あまり知られていないことですが、この血液ドロドロ状態、つまり血流が悪くなったことが原因で、肩こりや頭痛、倦怠感や冷え性といった症状が出ることがあります。血流が悪くなると、当然体に送られる酸素や栄養などが運ばれなくなり、かつ老廃物の排出機能も低下するためこのような症状が現れるようになります。しかしながらこういった症状は血流以外が原因で見られる症状でもあることから、体はサインを出していても気づかないことがあります。もしこれといった原因がないものの、肩こりが続いたり、頭痛がしたりといった症状がある場合には、血流の悪化が原因である可能性も視野に入れる必要がありますが、その場限りの対処では意味がないため、根本の食生活を見直すことが必要となります。ではどのようなことに気をつければいいのでしょうか。

【血流を悪くする食習慣とは?】

まずはしてはいけない悪習慣をご紹介します。

〈お肉の食べ過ぎ〉

お肉には後ほど紹介する一定の血流改善効果がありますが、お肉ばかり食べることは逆に中性脂肪やコレステロールを大量に摂取することにもつながりかねず、注意が必要です。お魚については血流改善に役立つ効果が高いためお魚は積極的に摂取していきましょう。ただしお魚は揚げてしまうと、血流を改善するための効果は生の状態に比べて4分の1程度にまで減ってしまうともいわれています。魚を食べる場合は、刺身や塩焼き、しゃぶしゃぶといった調理法にしましょう。

〈間食、お菓子でお腹を満たす〉

間食は摂取カロリーオーバーにつながりやすく、またお菓子自体が高カロリーであることが多いため厳禁です。肥満リスクもさることながら、付随して高血圧や動脈硬化のリスクも上昇します。もし仮にどうしても間食しないと仕事に支障が出る!!ということであれば、野菜などを間食として摂取するようにしましょう。

〈大量のお酒〉

「1日の締めにビールは外せない!」という方もいらっしゃるとは思いますが、飲み始めるとついつい止まらずに飲みすぎてしまう、ということもあると思います。またお酒のお供のおつまみも曲者で、特にスナック菓子などは脂質やカロリーをオーバーさせる原因にもなります。ついつい頼んでしまいがちな味の濃いつまみや、飲んだ後のしめのラーメンなどは血流悪化の権化ですので、くれぐれもハメを外しすぎないようにしてください。大人の血液はアルコールではできておりません。

【血液をサラサラにする食べ物・飲み物】 

「サラサラな血液を作ることで血流を改善する」という目的を達成するために必要な知識として、栄養素ごとに分けた5つのタイプの食品ご紹介します。

〈クエン酸:酸っぱいものは体にいい〉

日本人の食生活でも身近な「酸っぱい」食べ物には、疲労回復の効果があると言われています。さらに、血液の酸化を抑える効果もあり、血流改善効果も期待できます。具体的には梅干しや酢の物、あるいはレモンなどの柑橘系に含まれるクエン酸を指します。ただし、梅干しなどは同時に塩分も多く含まれているため、むやみに接種すればいい、ということではありません。バランスを考えるようにして下さい。

〈EPA:背中の青いサカナ〉

数年前のことですが、スーパーの生鮮市場に行くと「サカナサカナサカナ〜」という歌が流れていましたよね。ちょうどその頃テレビなどでも血液をサラサラにするといった企画が流行っていたことでお魚の売り上げに相乗効果があったとかなかったとか言われておりましたが、まさにお魚は血流改善に役立つ食材です。特に青魚に豊富に含まれている EPA(エイコサペンタエン酸)という成分には血液をサラサラにする作用があり、血栓をできにくくしたり、脂質異常症を予防したりする働きがあります。

〈ポリフェノール類:赤ワイン、緑茶、ココアなど〉

ワインや緑茶などに含まれているポリフェノールも血中コレスレロールの酸化を防ぐということで血流改善に効果があるとして知られています。そのため水以外の飲み物として緑茶やココアなどを選択肢に入れておくというのもおすすめです。またワインもポリフェノールが含まれてはおりますが、やはりお酒の飲み過ぎはいい効果よりも悪い効果の方が上回ってしまうため、多くとも1日グラス2杯くらいに押さえておきましょう。

〈アルギン酸…昆布、わかめなど〉

「アルギン酸」と言われてもピンとこない方がほとんどだと思いますが、日本人が普段から摂取している昆布やわかめなどが持つ「ぬめり」の元となっているのがアルギン酸です。アルギン酸も血液をサラサラにする効果があり、コレステロールの吸収を妨げて、体外へ排出させる働きを持ちます。また海藻類は食物繊維を含んでいることから、血糖値の上昇を抑えたり、新陳代謝を活発にすることで血流促進の働きを持ちます。文化あるいは地形的な背景から海藻類を摂取しない人種や地域というのは非常に多く存在している中、日本では古くから日常の食事で多く取り入れられてきた海藻類ですので、積極的に摂取するよう意識を向けてみてください。 

〈ビタミン(ビタミンE:かぼちゃ、アスパラガス、春菊 / ビタミンC: フルーツ類、ピーマンなど)〉

果物や野菜に含まれるビタミン類の中でも、抗酸化作用で動脈効果予防しになるビタミンEとビタミンCは注目でせす。ビタミンEはかぼちゃやアスパラガス、春菊、ニラなどの野菜類のほか、サケやサバなどの魚類、さらにナッツ類やキウイフルーツといった食材に含まれています。ビタミンCはイチゴやレモン、オレンジなどのフルーツ類、ピーマンやさつまいも、小松菜といった食材に多く含まれており、どちらもどこのスーパーに行っても手軽に購入できる食材です。また、それらの特性上、ビタミンEは酸化しやすく、摂取時にはビタミンCとセットで取り入れることが進められていますので、これらを使ったサラダや炒め物、あるいは鍋などうまく組み合わせて召し上がってください。

〈体を温める食べ物=血流が促進される食べ物〉

体を温める効果のある食品にも注目です。例えばさまざまな料理に使われる唐辛子や、デザートなどにも使われるシナモンなどのスパイス類です。スパイス類を食べると、辛味を感じて体が温まったり、場合によっては汗が出てきたりしますが、これは熱を発生させている褐色脂肪細胞を刺激する作用からで、体温を上げる効果があります。この時人は上がった熱を下げるために、血流を活性化させようとして四肢の血管を拡張し、体全体の血流を改善してくれます。また、お肉やお魚のたんぱく質を摂取することも関係があり、タンパク質は大きな熱を生み出します。これは油やでんぷんなどを同量摂取するよりも大きい熱量となり、より体を温める効果があります。ただし肉類は食べすぎると血液がドロドロになる原因となるため、魚がおすすめです。

まとめ

血液をサラサラにすることは、短期的な努力では効果はありません。しかしながら毎日の食生活に気を使い続けることは容易なことではなく、またその成果も目に見えるものではないため、蔑ろになってしまうことがよくあります。しかしながら「血液がドロドロになった状態になってしまってから気をつける」ではすでに手遅れになってしまうような病気になっていることが考えられます。
今回は食事を中心にご紹介しましたが、中性脂肪やコレステロールの値を下げてサラサラな血液を作るためには食事に配慮するだけでなく、きちんと体を動かすことも重要です。食後1時間の散歩からでも構いません。手遅れになる前に、血液のことも踏まえた健康的な生活を送れるよう心がけていきましょう。

メディバリー大学病院では、コメント欄で記事にして欲しい内容も募集しています。健康や原因不明の症状で悩んでいる事があれば、ぜひ、コメント欄でお知らせください。この記事がためになった、面白いと思った方は、高評価とブックマークをしていただけますと、今後の活動の励みになります!最後までご覧になっていただきありがとうございました。

【監修医師】

  1. Dr. KyoJi: 医師11年目の外科医, 新宿の医局→フリーランス, 《Twitter》https://twitter.com/dkyoji
  2. 小山翔平 (Shohei Oyama): 整形外科専門医, おやま整形外科クリニック院長 《Web》https://oyama-seikei.gassankai.com/

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